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舞台「フェードル」金沢公演

舞台「フェードル」金沢公演

「昼の理性と夜の狂気」「美しさと醜さ」伝説の舞台の幕が再び上がる

『フェードル』は、フランスの劇作家ジャン・ラシーヌがギリシャ悲劇『ヒッポリュトス』から題材を得て創りあげ、1677年 1月 1日、ブルゴーニュ座で初演。17世紀フランス古典文学の最後を飾る金字塔的な作品です。サラ・ベルナール、ヘレン・ミレンなど、時代を彩る名女優たちが、演じてきた歴史的名作に、大竹しのぶをはじめ実力派俳優たちが挑む!

ストーリー

舞台は、ギリシャ・ペロポンネソス半島の町トレゼーヌ。行方不明となったアテネ王テゼ(谷田歩)を探すため息子イッポリット(林遣都)は国を出ようとしていた。
一方、テゼの妻フェードル(大竹しのぶ)は病に陥っていた。心配した乳母のエノーヌ(キムラ緑子)が原因をききだすと、夫の面影を残しつつ、夫には失われた若さと高潔さに輝くイッポリットへの想いに身を焦がしていると白状する。
苦しみの末、フェードルは義理の息子に自分の恋心を打ち明ける。しかし、イッポリットの心にあるのはテゼに反逆したアテネ王族の娘アリシー(瀬戸さおり)。イッポリットはフェードルの気持ちを拒絶する。
そんな中、テゼが突然帰還して・・・

M&Oplays プロデュース 『鎌塚氏、舞い散る』

M&Oplays プロデュース 『鎌塚氏、舞い散る』石川公演

雪山を舞台にした上流階級の恋模様……
漆黒のモーニングに舞い散るパウダースノウ。

2011年『鎌塚氏、放り投げる』で始まった「鎌塚氏シリーズ」。演劇では珍しいシリーズものの人気公演として、2017年に『鎌塚氏、腹におさめる』で4度目の上演を果たしました。そして今回、シリーズ第5弾として企画された本作品、いつもは夏に上演されることが多いシリーズの中で、初めて冬に上演が決定!
雪のたよりもチラホラ聞こえる、クリスマスシーズンに贈る第5弾では、雪山を舞台に、女主人(大空ゆうひ)に仕えるアカシ
(三宅弘城)と、パートナーであるケシキ(ともさかりえ)の恋の行方が描かれる。
第1弾から参加のオリジナルメンバー(片桐仁、広岡由里子、玉置孝匡)に加え、シリーズ初参加となる小柳友、岡本あずさ、大空ゆうひなど豪華なゲスト陣を迎えて贈る賑やかなコメディー!いつも通りの笑いの要素に加えてクリスマスらしいロマンティックな展開も。アカシの、新しい出発が描かれる新作にご期待下さい!

作・演出:倉持裕 コメント

地道に続けて来て、気付けば『鎌塚シリーズ』も5作目です。これは節目と言えるでしょう。そんなわけで、1作目から続く鎌塚アカシと上見ケシキの、相思相愛ながら一向に発展しない恋も、ひとつの節目を迎えそうです。
他に特筆すべきは、シリーズ中初の「冬公演」だということです。そこで、深く考えず、雪山を舞台に選びました。アカシにスキー板を履かせて、ゲレンデを滑走してもらおうと思います。なんだかちょっと007シリーズみたいになってきました。

主演:三宅弘城 コメント

2011年に鎌塚シリーズが始まり、今回でついに5作目を迎えることになりました。前作『〜腹におさめる』から2年、完璧なる執事鎌塚アカシが帰って参ります。そしてシリーズ始まって以来、初めて舞台は冬。相変わらずアカシは頑固な堅物なのか、それとも少しは柔らかくなったのか。僕自身、アカシを演じられることをすごく楽しみにしています。今までご覧になったことのある方もない方もお楽しみ頂けると思います。劇場でお会いましょう。