「宝塚歌劇」カテゴリーアーカイブ

宝塚グランドロマン 『風と共に去りぬ』

宝塚歌劇 星組 福井公演
 宝塚グランドロマン 『風と共に去りぬ』

南北戦争前夜、アメリカ南部タラの大農場主の娘スカーレット・オハラは、その界隈の憧れの的であった。
しかし、彼女が愛したのは、初心で汚れを知らない青年アシュレだった。
その彼が従姉妹のメラニーと婚約したのを知って、彼に愛を打ち明けるが拒否され、半狂乱になって彼の頬を殴ったところを無頼漢のレット・バトラーに見られてしまう。
誇りを傷つけられた彼女は、アシュレへの面当てにメラニーの兄であるチャールズと愛のない結婚をするが、チャールズは戦場で病死し、若くして未亡人となる。やがて、スカーレットは活気溢れるアトランタの町にやって来た。
陸軍病院の義捐金募集のためにバザーの夜、ダンスの相手となる淑女を競売で入札することになった。
そこで、北軍の封鎖を破って軍需物資を南部へ運び暴利を得ていたレット・バトラーは、喪中をおして参加したスカーレットに敢えて金貨で150ドルという法外な値を付け、また彼女も彼の申し入れを受けて喪服のままで踊り、まわりを驚かす。
そして、そのレットの口からアシュレが戦地から一時帰郷することを聞く。
スカーレットは喜んで迎えるが、彼は身体の弱い妻メラニーのことをスカーレットに頼んで再び戦場に戻っていった・・・。

宝塚歌劇 宙組 富山公演
 『ベルサイユのばら―フェルゼンとマリ-・アントワネット編―』

池田理代子原作「ベルサイユのばら」より
ときは18世紀末、ブルボン王朝の衰退と共に混乱の世と化した
フランスで、時代の渦中に巻き込まれながらも、真実の愛を求め
続けた男、ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン。
彼は決意している。命の絶えるまで、愛した人を守り抜くと―。
たとえその女性が、フランスの王妃であったとしても・・・。

中部北信越では富山だけの公演です。

宝塚歌劇 雪組 富山公演
ミュージカル・ロマンス 『若き日の唄は忘れじ』
ロマンチック・レビュー 『ナルシス・ノアールII』

ミュージカル・ロマンス
『若き日の唄は忘れじ』 ~藤沢周平作®「蝉しぐれ」(文春文庫刊)より~
脚本/大関弘政 演出/大野拓史

1994年、紫苑ゆう、白城あやかを中心とした星組で初演。
藩の権力争いに巻き込まれた藩士の波乱に満ちた半生と、彼を慕う武家娘との淡い恋心を切々と描いた藤沢文学の香り高い名作。2月中日劇場公演で、壮一帆、愛加あゆの雪組新トップコンビのお披露目公演として上演し大好評を博し、全国ツアー公演における再演が決定。

ロマンチック・レビュー
『ナルシス・ノアールII』
作・演出/岡田敬二

ナルシストの様々な願望、悲しみ、美への憧れ、自己陶酔などを美しい音楽と華麗なコスチュームで表現した耽美的なレビュー。
1991年に星組により上演され好評を博した作品を、新生雪組のために新場面も加えながら構成し、『ナルシス・ノアールII』としてご覧頂きます。

宝塚歌劇 星組 富山公演
ミュージカル・ロマン「琥珀色の雨にぬれて」
ショー・グルーヴ「Celebrity」 -セレブリティー

ミュージカル・ロマン
『琥珀色の雨にぬれて』
作/柴田侑宏  演出/正塚晴彦

1920年代のパリやコートダジュールを舞台に、4人の男女が織り成す恋愛心理劇。1984年に高汐巴、若葉ひろみら花組により初演されて以来、2002年に匠ひびき、大鳥れいを中心とした花組で上演するなど、度々再演されている秀作ドラマ。

ショー・グルーヴ
『Celebrity』-セレブリティ-
作・演出/稲葉太地

“セレブリティ”。それは有名人、時の人、話題の大富豪と言った意味を持ち、つまりは時代の寵児を象徴する言葉。映画スター、トップモデル、ミュージシャン。様々なセレブリティを追いかけ、輝ける人生を送る彼らの光と、その裏に秘められた影の部分を、激しいビートで展開するショー・グルーヴ。星組のエネルギーが漲る熱いショーが繰り広げられます。

ミュージカル・プレイ『激情』

宝塚歌劇 星組公演
ミュージカル・プレイ『激情』 -ホセとカルメン-
グラン・ファンタジー『BOLERO』 -ある愛-

『激情』-ホセとカルメン-
第54回文化庁芸術祭演劇部門優秀賞を受賞。
メリメ作「カルメン」をモチーフに、ドン・ホセの波乱に満ちた生き様を、スペインを舞台に華麗に描き上げたミュージカル。原作者プロスペール・メリメを登場させるなど、意欲的な試みの「カルメン」として好評を博した作品です。
1999年、姿月あさと、花總まり、和央ようから、宙組により上演されました。今回は、全国ツアーバージョンとして、新たな演出を盛り込みながらお届けします。
『BOLERO』-ある愛-
ボレロは、四分の三拍子のスペイン舞曲で、日本人にとても好まれる曲想です。そんなボレロの持つ甘さ、神秘性、迫力、情熱に乗せて、一組の男女の愛が幻想的に描かれるショー作品。
ボレロのほかにも多様な音楽を使用し、クラシックな美術を基調にした格調のある場面、荒々しいアフリカの原始的イメージを表現した場面など、多彩な魅力が明るく激しく美しく展開します。

ミュージカル・ロマン『情熱のバルセロナ』

宝塚歌劇 雪組公演
ミュージカル・ロマン『情熱のバルセロナ』
 スタンダール作「パルムの僧院」より
ラテン・ロマンチカ『RIO DE BRAVO!!』

『情熱のバルセロナ』
1982年、大地真央、黒木瞳のお披露目公演として上演された作品。スタンダールの名作「パルムの僧院」を下敷きに、舞台を19世紀中期のスペインのバルセロナ公国に移した青春ドラマ。
情熱の赴くままに行動する青年と清純な少女の悲恋に、年上の女性の愛を絡めて描き、主人公の恋愛至上主義的な生き方を若々しく表現したミュージカル作品です。
『RIO DE BRAVO!!』
ブラジルの大都市リオデジャネイロを中心に繰り広げられるロマンティックなラテン・ショー。
“リオのカーニバル”の喧騒、“イパネマ海岸”での恋の駆け引き、裏通りに暮らすストリート・チルドレンの愛と夢・・・。
リオに生きる人々の喜びや哀歓を色彩豊かに表現します。