「舞台」カテゴリーアーカイブ

M&Oplaysプロデュース『帰れない男 ~慰留と斡旋の攻防~』富山公演 作・演出:倉持 裕

M&Oplaysプロデュース「帰れない男~慰留と斡旋の攻防~」富山公演

倉持裕 ( 作・演出 ) × 林遣都( 主演 ) のタッグで贈る期待の書下ろし公演始動!!
共演には倉持とは初顔合わせの藤間爽子のほか、柄本時生新名基浩佐藤直子山崎一など魅力的なキャスト陣が集結しました。
それぞれの思いが交差する、倉持裕の先が予想できない新作心理サスペンスにどうぞご期待ください。

ストーリー

思い返すと、その屋敷は確かに立派な門構えではあったが、迷子になるほど中が広大だったとは、男は思いもしなかった。
男は、気まぐれに親切にした若い女に招かれそこへ来た。最初、女はこの屋敷の女中かと思っていたら、実は主人の女房だった。年の離れた亭主を持つと、若くともこんなアンバランスなムードを身にまとうようになるのかと、男は勝手に納得する。
屋敷の中は薄暗い上、廊下も恐ろしく長く、部屋の数も分からなかった。
数日経って、友人が連れ戻しに来たが、男は「帰ろうにも出口にたどり着けないんだ」などと困った顔をする。

中庭を挟んだ向かいの広間で、夜ごと催される誰かの宴。その幻想的に揺らめく人影をぼんやり眺める女に、男は次第に惹かれていく。男を躊躇させるのは、留守がちで、まるで自分の妻を斡旋するかのような、主人の謎の振る舞い。
引き留めるわけではないが、時折、何やら共謀をほのめかすような女と、その主人との間で、男は次第に正気を失っていく……。

M&Oplaysプロデュース 「リムジン」富山公演

M&Oplaysプロデュース 「リムジン」富山公演

倉持裕×向井理×水川あさみのタッグで贈る
未来を掴むためについた「嘘」が「嘘」を呼ぶ心理サスペンス
追い詰められた夫婦をブラックな笑いを交えて描く緊迫感溢れる人間ドラマ

2020 年、コロナ禍で公演延期となった『リムジン』
3 年の時を経て同キャストでいよいよ上演決定!

音楽劇 海の上のピアニスト

音楽劇 海の上のピアニスト 富山公演

豪華客船の中で生まれ、生涯一度も船を降りることのなかった天才ピアニスト・​ノヴェチェントの伝説-
映画にもなったアレッサンドロ・バリッコのイタリア文学。ピアニスト・ノヴェチェント役に内博貴を迎え、藤本隆宏が親友トランペッター役を務めます。珠玉の音楽劇にご期待ください。

公演オフィシャルホームページ

間寛平 芸能生活50周年+1 記念ツアー「いくつになってもあまえんぼう」

チューリップテレビ開局30周年記念 間寛平 芸能生活50周年+1 記念ツアー「いくつになってもあまえんぼう」富山公演

2020年、芸能生活50周年を迎えた間寛平の昨年開催できなかった全国ツアーを開催!
題して、間寛平 芸能生活50周年+1 記念ツアー「いくつになってもあまえんぼう」
間寛平座長新喜劇、面白いネタの皆さんに甘え、最高のメンバーでの全国ツアーです。是非会場でお楽しみください!!

公演オフィシャルホームページ

舞台「フェードル」金沢公演

舞台「フェードル」金沢公演

「昼の理性と夜の狂気」「美しさと醜さ」伝説の舞台の幕が再び上がる

『フェードル』は、フランスの劇作家ジャン・ラシーヌがギリシャ悲劇『ヒッポリュトス』から題材を得て創りあげ、1677年 1月 1日、ブルゴーニュ座で初演。17世紀フランス古典文学の最後を飾る金字塔的な作品です。サラ・ベルナール、ヘレン・ミレンなど、時代を彩る名女優たちが、演じてきた歴史的名作に、大竹しのぶをはじめ実力派俳優たちが挑む!

ストーリー

舞台は、ギリシャ・ペロポンネソス半島の町トレゼーヌ。行方不明となったアテネ王テゼ(谷田歩)を探すため息子イッポリット(林遣都)は国を出ようとしていた。
一方、テゼの妻フェードル(大竹しのぶ)は病に陥っていた。心配した乳母のエノーヌ(キムラ緑子)が原因をききだすと、夫の面影を残しつつ、夫には失われた若さと高潔さに輝くイッポリットへの想いに身を焦がしていると白状する。
苦しみの末、フェードルは義理の息子に自分の恋心を打ち明ける。しかし、イッポリットの心にあるのはテゼに反逆したアテネ王族の娘アリシー(瀬戸さおり)。イッポリットはフェードルの気持ちを拒絶する。
そんな中、テゼが突然帰還して・・・

舞台 Op.110 ベートーヴェン「不滅の恋人」への手紙 富山公演

舞台 Op.110 ベートーヴェン「不滅の恋人」への手紙 富山公演

ベートーヴェン誕生から250年、
現代日本を代表する演出家 栗山民也が生み出す、
楽聖ベートーヴェン、音楽から生まれる物語。

ピアノ・ソナタ第31番 Op.110―
その旋律から19世紀に生きたひとりの女性の姿が浮かび上がる。

「不滅の恋人」アントニー・ブレンターノ。
革命の嵐吹き荒れるなか、身を売るように、ウィーン貴族の家から実業家のもとへ嫁いだ彼女。

絶望の淵にいたアントニーはルードヴィヒの音楽に生かされ、彼と彼の芸術を愛するようになる。しかしふたりの関係は、家族に、社会に、時代に、運命に打ち砕かれ、不滅の恋は封印される。

ただ、その名を記すことさえなかった手紙だけが、ルードヴィヒの愛を伝える。

いま、一台のピアノを囲みながら、あの日をルードヴィヒと過ごした者たちが証言する― あの交響曲も、あのピアノソナタもすべて、「不滅の恋人」への献身から生まれた芸術であることを。

M&Oplaysプロデュース 「リムジン」富山公演

M&Oplaysプロデュース 「リムジン」富山公演

倉持裕×向井理×水川あさみのタッグで贈る新作は、「嘘」を巡る心理サスペンス

2011年から続く「鎌塚氏シリーズ」や、「ライク・ドロシー」「虹とマーブル」「磁場」など、多彩な作品を生み出してきた倉持裕×M&Oplays公演。今回の新作は、主人公の男が自己保身のためについた一つの嘘が、次の嘘を呼び、逃げ場のないところまで追い詰められていく恐怖を、ブラックな笑いを交えて描く、サスペンス。