第23回読売演劇大賞 演出部門 優秀賞受賞
『ライトの向こう側に俺たちがいる』
ミュージカルファンのみならずすべてのエンタメファン、そして誰かの為に懸命に働くすべての大人に贈る!
『また観たい!!』の声にお応えして、待望の再演決定!!
原案は、数多くの舞台作品を創り続けてきたラサール石井が、かねてから「客席から観ているだけでは到底想像のつかない舞台制作のスタッフワークにスポットを当てた群像劇を描きたい!」と想いを熱くするも、主人公の職業は、その仕事内容が一般的に知られていない「舞台監督」…と、中々実現には至らず、構想を練ること10年。
一度聴いたら忘れられないメロディーと、エスプリの効いた笑いにドタバタコメディー、そして登場人物の心情を描き出す緻密さが、見事な化学反応を起こしました。ミュージカルファンだけでなく全てのエンタメファン、そして裏舞台で懸命に働く大人全てに向けた人間賛歌でもあります。
【あらすじ】
ミュージカルファンなら誰もが知る “あの名作” が1000回目の公演を終え、華々しく終了する、はず…だった。
しかし、主演俳優の鶴の一声で、某地方都市の古い劇場で1001回目を上演することに!
さあ、現場はてんやわんや。舞台美術は廃棄済み、スタッフの人手も足りない、キャストのスケジュールも押さえていない、到底足りない予算…そして舞台の総指揮を執るのはこの作品が初めて、という新人舞台監督!
さらには本番当日姿を現さないヒロイン女優に、わがまま放題の主演俳優、無茶を通す演出家、開幕数時間前に届いていない舞台セットと、このとんでもない条件の中でもスタッフたちは必死に幕を開けようと奮闘する。
幸か不幸か、チケットは完売、つまり観客が待っている!!
果たして幕は無事に開けられるのか…!?
そして主演俳優が1001回目の上演にこだわった理由とは…?
ミュージカル「HEADS UP!/ヘッズ・アップ!」公式ホームページ