「公演情報」カテゴリーアーカイブ

M&Oplaysプロデュース『峠の我が家』

M&Oplaysプロデュース『峠の我が家』

作・演出 岩松了 新作舞台!!
仲野太賀 岩松作品6作目にして初の単独主演、
ヒロインに 二階堂ふみ
仲野太賀 × 二階堂ふみ
《諍い》と《恋》の物語

峠にある世間から隔絶されたような古い一軒家。
借金のカタとして家に嫁いできた女のもとにある若者が訪れる。
やがて若い二人の間に芽生える感情 … それは、恋心なのか?
人々の思惑や企みの中、物語は不穏な方向へと転がってゆく

宝塚歌劇月組 全国ツアー 富山公演

宝塚歌劇月組 全国ツアー 富山公演

ミュージカル・ロマン
『琥珀色の雨にぬれて』

作/柴田 侑宏
演出/樫畑 亜依子

舞台は第一次世界大戦後、爛熟期のパリ。戦火を潜り抜けても純粋さを失わない貴族の青年クロードと、時世を表すような色濃い女シャロンとの恋を中心に、クロードを慕う純真な娘フランソワーズと、背徳の世界に身を置くジゴロのルイを交えた4人の男女が織り成す恋愛心理劇。惹かれ合う男女の心の機微を繊細に謳いあげた物語は、1984年の花組での初演が絶賛を博し、その後度々再演を重ねてきました。月組新トップコンビ鳳月杏と天紫珠李のお披露目公演としてよみがえる名作ミュージカルに、どうぞご期待ください。

レビュー・アニバーサリー
『Grande TAKARAZUKA 110! 』

作・演出/中村 一徳

宝塚歌劇が110年に亘り培ってきた歴史と伝統を受け継ぐと共に、新しい時代、歴史への始まりを祝うレビュー作品。伝統的レビューへのオマージュから「月」をイメージした壮大な未来へのメッセージ、そして宝塚歌劇の永遠のテーマである「愛」と「夢」の楽曲で構成する場面等、永遠なる宝塚レビューへの想いを綴るレビュー・アニバーサリーを、新生月組による全国ツアー版としてお届け致します。

夏井いつき 句会ライブ 富山公演

夏井いつき 句会ライブ 富山公演

テレビ番組「プレバト!!」でおなじみ
夏井いつき 句会 ライブ 決定!!

「俳句なんて…」「センスも才能も経験もないなぁ」という人にこそぜひおすすめです!
初めて俳句に触れる方でも楽しんでいただけるプログラムです。
夏井先生の軽快なトークとコミュニケーションで俳句の楽しみ方をお伝えします!
きっとあなたも俳句が好きになる!

夏井いつき プロフィール

昭和32年生れ。松山市在住。8年間の中学校国語教諭の後、俳人へ転身。帝塚山学院大学リベラル・アーツ学部客員教授。「第8回俳壇賞」受賞。俳句集団「いつき組」組長。創作活動に加え、俳句の授業「句会ライブ」、「俳句甲子園」の創設にも携わるなど幅広く活動中。TBS系「プレバト!!」俳句コーナー、NHK Eテレ「NHK俳句」(第一週選者)などテレビ・ラジオでも活躍。松山市公式俳句投稿サイト「俳句ポスト365」、朝日新聞四国俳壇、愛媛新聞日曜版小中学生俳句欄等、各選者。2015年より初代俳都松山大使。2018年第44回放送文化基金賞(個人)、2019年テレビ愛媛賞、2021年第72回日本放送協会放送文化賞、第4回種田山頭火賞受賞。句集『伊月集 龍』、『伊月集 梟』、『伊月集 鶴』、『おウチde俳句』(朝日出版社)、『世界一わかりやすい俳句鑑賞の授業』(PHP研究所)、『夏井いつき、俳句を旅する』(悟空出版)、『夏井いつきの「今日から一句」』、(第三文明社)、『瓢簞から人生』(小学館)、『よもだ俳人子規の艶』(朝日新書)など著書多数。

M&Oplaysプロデュース『帰れない男 ~慰留と斡旋の攻防~』富山公演 作・演出:倉持 裕

M&Oplaysプロデュース「帰れない男」~慰留と斡旋の攻防~富山公演

倉持裕 ( 作・演出 ) × 林遣都( 主演 ) のタッグで贈る期待の書下ろし公演始動!!
共演には倉持とは初顔合わせの藤間爽子のほか、柄本時生新名基浩佐藤直子山崎一など魅力的なキャスト陣が集結しました。
それぞれの思いが交差する、倉持裕の先が予想できない新作心理サスペンスにどうぞご期待ください。

ストーリー

思い返すと、その屋敷は確かに立派な門構えではあったが、迷子になるほど中が広大だったとは、男は思いもしなかった。
男は、気まぐれに親切にした若い女に招かれそこへ来た。最初、女はこの屋敷の女中かと思っていたら、実は主人の女房だった。年の離れた亭主を持つと、若くともこんなアンバランスなムードを身にまとうようになるのかと、男は勝手に納得する。
屋敷の中は薄暗い上、廊下も恐ろしく長く、部屋の数も分からなかった。
数日経って、友人が連れ戻しに来たが、男は「帰ろうにも出口にたどり着けないんだ」などと困った顔をする。

中庭を挟んだ向かいの広間で、夜ごと催される誰かの宴。その幻想的に揺らめく人影をぼんやり眺める女に、男は次第に惹かれていく。男を躊躇させるのは、留守がちで、まるで自分の妻を斡旋するかのような、主人の謎の振る舞い。
引き留めるわけではないが、時折、何やら共謀をほのめかすような女と、その主人との間で、男は次第に正気を失っていく……。

野村万作萬斎 狂言の現在2023

野村万作萬斎 狂言の現在2023

オーバード・ホール 中ホール開館記念
日本の古典喜劇、人間国宝・野村万作と多方面で活躍中の野村萬斎親子による「狂言の現在」シリーズ。

曲目

レクチャートーク
軽妙なトークで、狂言の楽しみ方、曲目の見どころを、わかりやすく解説。

「舟渡聟」ふなわたしむこ
 聟入り(新婚の夫が妻の実家を訪ね、初対面の挨拶をする)の道中で渡し船に乗った聟。土産の酒樽に目を付けた船頭に強引に無心され、あらかた飲まれて軽くなった樽を持って、やっとのことで舅宅にたどり着くが…。
 数ある聟狂言の中でも屈指の名作で、祝福、祝賀の代表曲。人間国宝の至芸によって、記念公演に花を添えます。

「三番叟」さんばそう
 その由来と成立の過程は謎に包まれ、神事と芸能が未分化な時代に遡ると推測されますが、翁が「能にして能に非ず」とされるように、三番叟も「狂言にして狂言に非ず」、今も半ば神事として神聖視されながら、同時に独特の編成、組み手の囃子によるジャズやロックにも通じるリズム、バレエを思わせる烏飛びのダイナミックな跳躍など、原初的、宇宙的なエネルギーに充ちた、斬新で独特の魅力に溢れた舞踏曲としても注目され、人気を集めています。
 大地を踏み、五穀豊穣を祈る究極の祝典曲で、中ホールの開館を寿ぎます。

宝塚歌劇花組 全国ツアー 富山公演

宝塚歌劇花組 全国ツアー 富山公演

ミュージカル・プレイ
『激情』-ホセとカルメン-

脚本/柴田 侑宏
演出・振付/謝 珠栄

メリメ原作「カルメン」をモチーフに描かれた『激情』。スペインを舞台に、軍の下士官ドン・ホセが、自由奔放に生きるカルメンに魅了され、彼女への愛ゆえに堕ちて行く様を描いた本作は、1999年宙組での初演が絶賛を博し、第54回文化庁芸術祭演劇部門優秀賞を受賞致しました。2010年星組、2016年月組による全国ツアー公演も大好評を得た作品を、花組にて再演致します。ドラマティックなナンバーで綴った傑作ミュージカルの待望の再演に、是非ご期待ください。

ネオ・ロマンチック・レビュー
『GRAND MIRAGE!』

作・演出/岡田 敬二

大いなる夢と愛に満ち、宝塚歌劇ならではの美しさと華やかさ、そして品格と馥郁たる香りを湛えたレビュー作品。カンツォーネの名曲で構成する場面や、花組全国ツアーメンバーのダンスの魅力に迫るヴァイタリティ溢れる場面等を展開。ロマンチック・レビューシリーズ22作目となる本作では、ネオ・ロマンチック・レビューとして、より新鮮で魅力的なレビューの世界をお届け致します。

M&Oplaysプロデュース 「リムジン」富山公演

M&Oplaysプロデュース 「リムジン」富山公演

倉持裕×向井理×水川あさみのタッグで贈る
未来を掴むためについた「嘘」が「嘘」を呼ぶ心理サスペンス
追い詰められた夫婦をブラックな笑いを交えて描く緊迫感溢れる人間ドラマ

2020 年、コロナ禍で公演延期となった『リムジン』
3 年の時を経て同キャストでいよいよ上演決定!

M&Oplays プロデュース 『カモメよ、そこから銀座は見えるか?』富山公演

M&Oplaysプロデュース『カモメよ、そこから銀座は見えるか?』富山公演

兄想いの妹役・黒島結菜 父の愛人に惹かれてゆく兄役・井之脇海 父の愛人役・松雪泰子
年の瀬の銀座を舞台に、肩を寄せ合って生きてきた兄妹が、
かつて家庭を崩壊させた父の愛人と出会い、徐々に打ち解けてゆく”赦し”の物語

『ファインディング・ネバーランド』富山公演

ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』富山公演

『ピーターパン』誕生に秘められた真実とはー 愛にあふれた感動の実話

ブロードウェイでも絶賛された人気作が、主演・山崎育三郎、演出・小山ゆうなの新演出版で上演!
ミュージカル「ファインディング・ネバーランド」は、ジョニー・デップ主演で2004年(日本では2005年)に公開された同タイトルの映画(邦題「ネバーランド」)をミュージカル化した作品。
映画はアカデミー賞7部門にノミネート・作曲賞を受賞、ミュージカル版は2015年にブロードウェイで開幕し、多数メディアから「何年も心に残るであろう必見の舞台」と絶賛された人気作。
物語の主人公は、名作「ピーターパン」の作者である劇作家ジェームズ・バリ。スランプから抜け出せないバリが、ある家族に出会い、子供たちとの出逢いを通じて物語を書き上げ、劇場で「ピーターパン」を上演するまでを描いた、実話に基づくストーリー。大人になってしまった誰もが、遊び心を取り戻し、夢見ることを思い出すことができる感動の物語。
2017年には東急シアターオーブにてツアー版招聘公演が上演され、大好評のうちに幕を閉じた。
音楽を手掛けるのは、イギリスの人気ポップスグループ「テイク・ザット」のゲイリー・バーロウと、グラミー賞受賞作曲家でシンガー・ソングライターのエリオット・ケネディ。心を虜にする楽曲、ほのぼのとした笑いと愛の物語が詰め込まれた、どんな世代でも楽しめるブロードウェイの人気作が、日本人演出家により、新演出バージョンで上演される。ダイアン・パウルスによる演出版以外の新バージョンで上演されるのは今回が初めてとなる。

あらすじ

19世紀後半のイギリス。新作戯曲が書けずに行き詰まっていた劇作家ジェームズ・バリ(山崎育三郎)は、公園で、未亡人シルヴィア(濱田めぐみ)と4人の子ども達ジョージ、ジャック、ピーター、マイケルと出逢う。
妻のメアリー(夢咲ねね)からも問い詰められ悩んでいたバリだったが、彼らと遊ぶうちに純粋で正直な気持ちを思い出し、「演劇」も「遊び」も同じ「PLAY」なのだと気がつき、物語をどんどん生み出していく。
しかし、当時のイギリスでは、演劇は上流階級だけのもので、バリが「子供も楽しめるファンタジー作品を上演したい」と提案すると、劇場主のフローマン(武田真治)と劇団員たちは猛反対。
一方、父を亡くしてから純粋な心を閉ざし”大人”になろうとしていた三男のピーターは、バリと交流を深めるうちに、夢や希望を捨てることが大人になることではないのだと悟る。バリとシルヴィアは、シルヴィアの母のデュ・モーリエ夫人(杜けあき)に反対されながらも交流を深め、お互いを理解し心を開く関係になっていく。こうしてバリは、シルヴィアと子供たちと一緒に空想した世界を基に『ピーターパン』の物語を作りあげていく。
最初は反対していた劇団員たちも、次第に子供の頃の純粋な気持ちを思い出し、バリの描く世界に引き込まれていく。順風満帆かに思えたが、シルヴィアの体調が悪化し、バリと兄弟たちは新たな試練に直面することになる。そして迎えた新作舞台『ピーターパン』の公演初日。
『ピーターパン』という永遠の物語を生み出した一人の作家と、彼を囲む人々の、美しく、優しく、切ない、感動の物語。