野村万作萬斎 狂言の現在2019 富山公演

太郎冠者狂言屈指の名曲「木六駄」を、米寿を迎えた人間国宝・万作の円熟の至芸で。さらに裕基、萬斎も相手を勤めて、三代が共演。また奇想天外な発想と、シュールで賑やかな舞台で人気の「茸」を太一郎のシテで。そして萬斎が、初演以来様々な試みを重ねて、常に進化を続ける「MANSAIボレロ」の最新バージョンに挑む。三代を核に、幅広く多彩に繰り広げる、魅惑の夕べ。

曲目

レクチャートーク
野村萬斎

軽妙なトークで、狂言の楽しみ方、曲目の見どころを、わかりやすく解説。

狂言 木六駄(きろくだ)
野村万作  野村裕基、野村萬斎、高野和憲

六頭の牛に薪を、六頭の牛に炭を積み、酒樽を添えて都に届けよと命じられた太郎冠者。大雪の中、思うように動かない十二頭の牛を追いながら山道を急ぎ、ようやく峠の茶屋にたどり着くと、つい酒樽に手をつけて、上機嫌で謡い舞ううち…。

狂言 茸(くさびら)
野村太一郎  石田幸雄、飯田 豪、中村修一、石田淡朗、内藤 連、月崎晴夫、岡 聡史、野村裕基、深田博治

何某は家の中に人間大の茸が生え、取っても取っても無くならないので、山伏に法力で取り除いてほしいと頼む。山伏は祈祷を始めるが、茸はますます増え、山伏や何某に悪戯をする。疲れ果てた山伏は最後の気力を振り絞って祈るが…。

独舞 MANSAIボレロ
野村萬斎
  作曲: ラヴェル 振付: 野村萬斎
萬斎が長年の構想を経て 2011 年に世田谷パブリックシアターで初演し、以降各所で好評を博しているプログラム。ラヴェルの傑作舞踊音楽「ボレロ」と、『三番叟』を軸とする狂言の発想と技法とが結晶し生まれた、珠玉の独舞。


2019年 2 月28 日(木) 19:00 開演

富山県民会館 ホール


【S席】9,800円 【A席】8,800円 (全席指定・税込)
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スタッフ

照明:杉本公亮  音響:尾崎弘征  技術協力:世田谷パブリックシアター/舞台監督:勝 康隆  プロデューサー:森崎一博
企画制作:M&Oplays

・未就学児童のお客様は入場できません。
・富山県民会館駐車場は台数に限りがあります。会場周辺は大変混雑いたしますので、ご来場は公共機関をご利用ください。
・お客様ご都合の遅延などによる払い戻しは一切いたしません。
・車椅子でご来場されるお客様は、事前に下記お問い合わせ先までご連絡ください。
・出演者並びにスケジュール変更の際は何卒ご容赦くださいませ。
・出演者変更の場合でも払い戻しはいたしかねます。
・チケットの転売は禁止いたします。
・チケットを紛失した場合はいかなる理由でも入場はできません。


【主催】 富山新聞社 / イッセイプランニング
【お問い合わせ】 イッセイプランニング TEL:076-444-6666 10:00~18:00(平日)